「寝かせ玄米と酵素玄米って、何が違うの?」と疑問を持っていませんか?
私も正直どう違うのか良くわかっていませんでした。
ほかにも「発芽玄米」や、最近では「発酵玄米」なんて言葉もあって、なんだか体には良さそうだけど…結局は何なの?と思っていました。
そこで、今回は寝かせ玄米と酵素玄米の違いをわかりやすく比較し、いくつかの人気レトルト商品の特徴や味の違いを実際に食べてレビューしてみました。
「どれが自分に合っているのか」
「まず何から試せばいいのか」
この記事を読めば、その答えがきっと見つかります。
忙しい日でも“おいしく続けられる玄米ごはん”を選ぶヒントに、ぜひ最後まで読んでくださいね。
自己紹介
kojima
・美味しいもの大好き元万年ダイエッター
・食事改善で12kgのダイエットに成功
・玄米中心の食生活を実践中
寝かせ玄米・酵素玄米とは?

「寝かせ玄米」と「酵素玄米」
どちらも似たような名前で呼ばれることが多く、「結局どれが正しいの?」と迷う人も少なくありません。
ここでは、まずそれぞれの意味や背景を整理してみましょう。
寝かせ玄米とは
「寝かせ玄米」は、株式会社結わえるが提唱した製法・ブランド名です。
玄米に小豆と塩を加えて炊き、数日間保温して熟成させることで、もちもちとした食感と甘みを引き出すのが特徴です。
「寝かせ玄米」とは、玄米をおいしく、続けやすく食べるための工夫を凝らしたごはんです。
商標登録もされており、「結わえる」のごはんパックなどはこの製法をもとにした代表的な商品です。
炊きたてよりも3〜4日ほど「寝かせる」と、デンプンが変化して甘み・旨みが増す
小豆のポリフェノールがごはんを赤みがかった色に染め、見た目にも食欲をそそる
保温熟成によって、玄米特有のボソボソ感が軽減され、誰でも食べやすくなる
酵素玄米とは
「酵素玄米」は、名前から“酵素の力で発酵している”ように感じますが、実際には自然発酵ではなく、酵素による分解と保温熟成による化学的変化を指すことが多いようです。
玄米や小豆に含まれている酵素(アミラーゼ、プロテアーゼなど)の働きが活性化し、デンプンの分解や機能性成分の生成が促進されます。
また、保温熟成によって褐色の色素を生成する化学的変化が起き、独特の風味が生じます。
基本の材料や手順は寝かせ玄米とほぼ同じ
特定ブランドではなく、一般名称として多くの家庭や炊飯器メーカーが使っている表現
発酵玄米とは
「発酵玄米」という言葉も最近よく聞きますが、これも実際には「酵素玄米」とほぼ同義で使われるケースが多いようです。
ただ厳密にいうと、「発酵玄米」は乳酸菌などの微生物を利用して発酵させた玄米を指す場合があります。
(参考:株式会社ディエイアイコーポレーション公式サイト 発酵発芽玄米 ~玄米の乳酸菌を発酵させました~ /株式会社ディエイアイコーポレーション)
この場合は炊く前に発酵させる、または炊いた後に低温環境で発酵させるため、一般家庭ではあまり作られないようです。
酵素玄米とほぼ同義
乳酸菌などの微生物を利用して発酵させた玄米を指す場合がある
用語の整理
「寝かせ玄米」は株式会社結わえるの登録商標です。
そのため、一般的な家庭で同じような作り方をしても「寝かせ玄米」と名乗ることはできません。
「酵素玄米」「発酵玄米」は商標登録されていないため、幅広く使われています。
ネット上では、「寝かせ玄米=酵素玄米」や「どちらも同じものを指している」と説明されることもありますが、厳密には「寝かせ玄米」はブランド製法、「酵素玄米」は一般名称と整理できます。
それぞれをまとめると、次のとおりです。
- 「寝かせ玄米」・・・ 結わえるブランド発祥の熟成玄米の製法名
- 「酵素玄米」・・・ 熟成玄米の一般名称
- 「発酵玄米」・・・ 「酵素玄米」と同義語として使用されるが、厳密には別物
寝かせ玄米と酵素玄米の違い
ここでは、寝かせ玄米と酵素玄米の違いについて、実際の作り方・味・栄養・保存・コスパといった具体的な面から比較していきます。
製法・熟成条件の違い
どちらも「玄米+小豆+塩」を炊いて保温し、数日寝かせるという点は共通です。
ただ、細かい手順や管理方法には違いがあります。
| 比較項目 | 寝かせ玄米 | 酵素玄米 |
| 発祥 | 結わえる(商標登録あり) | 一般的な呼称 |
| 熟成方法 | 炊飯後、保温ジャーで3日以上寝かせる | 同様だが、3~7日で食べるケースも多い |
| 温度管理 | 炊飯ジャー保温(約70℃前後) | 専用炊飯器や一般炊飯器で同様の温度帯 |
| 特徴 | 炊飯工程から一貫してレシピが確立 | 家庭やメーカーによって流派がある |
「寝かせ玄米」は結わえるが実際の製法を明確にしているので、誰が作っても同じ品質を再現しやすいのが強みです。
「酵素玄米」の方は各家庭で工夫されることが多く、保温時間や水分量の違いで仕上がりに差が出やすい傾向があります。
食感・香り・見た目の違い
熟成期間が長くなるほど、玄米のデンプンが変化してモチモチ度が増します。
その結果、見た目や食感にも差が出ます。
| 寝かせ玄米 | 粒がふっくら・もちもちで、ほんのり小豆の香ばしさ。 おこわのような食感。 |
| 酵素玄米 | 熟成期間が短いとやや硬めで玄米の香りが強い。 長期熟成させると黒っぽくなり、香ばしさが増す。 |
また、寝かせ玄米の方が小豆の割合が多く、色合いが赤みを帯びてきれいに仕上がることが多いです。
見た目や香りの点では、寝かせ玄米=万人向けの食べやすさ、酵素玄米=自然派・上級者好みという印象があります。
栄養面の違い
「酵素玄米」と呼ばれる理由は、保温による熟成で酵素が活性化すると考えられていたためです。
ただ、実際には炊飯時の高温で酵素そのものは失活していると考えられていて、保温によって起こる「メイラード反応」によって、次のような化学的な変化が起きることがわかっています。
- アミノ酸と糖の反応で香ばしさや旨みが増す
- 一部の抗酸化物質(メラノイジン)が生成される
「寝かせ玄米」も「酵素玄米」も、実質的には同じ製法と化学反応を利用した“熟成玄米”です。
栄養的な差はほとんどありませんが、レシピや熟成期間によってミネラルや食物繊維の吸収効率にわずかな差が生まれる場合があります。
保存性と手間の違い
どちらも常温保存はできず、炊飯後は保温状態を保ちながら3〜4日以内に食べきるのが基本です。
それ以上放置すると乾燥や雑菌の繁殖が進むため、衛生面のリスクが高まります。
| 寝かせ玄米 | 公式の指導に基づき、4日程度で食べきる設定。手間が少なく再現性が高い。 |
| 酵素玄米 | 長期保温を前提に作るレシピも多く、7日以上寝かせる人もいるが、管理が難しい。 |
保存性や安全性を重視するなら、寝かせ玄米方式(3〜4日保温)が最も安定しています。
酵素玄米を自作する場合は、こまめな攪拌や内釜の清潔管理が欠かせません。
価格・入手性の違い
| 比較項目 | 寝かせ玄米 | 酵素玄米 |
| 販売形態 | パックごはん・レトルトが主流 | 炊飯器・家庭製造タイプが主流 |
| 主な販売先 | 結わえる公式サイト、楽天、Amazonなど | 酵素玄米研究所、自然食通販など |
| 価格目安 | 1食あたり約300〜400円(パック) | 炊飯器購入なら初期費用2〜5万円+米代 |
| 手軽さ | ◎ 温めるだけ | △ 作るのに手間と時間がかかる |
寝かせ玄米は完成品が多数販売されており、電子レンジで温めるだけですぐ食べられるのが強み。
酵素玄米は「自分で炊いて寝かせる」スタイルが中心のため、時間と管理の手間が必要ですが、長期的にはコスパがよいとも言えます。
【レビュー】売れ筋商品を実食比較
寝かせ玄米や酵素玄米、発酵玄米は「健康的なごはん」として人気が高まっています。
でも実際に食べてみると、味や食感、香りにかなり違いがあります。
そこで今回は、市販の売れ筋商品を実食比較してみました。
| ブランド | 種類 | 特徴 |
| 結わえる | 寝かせ玄米ごはんパック | 商標登録された本家寝かせ玄米。小豆と塩のバランスが絶妙。 |
| 水原町農産センター | 酵素玄米ごはん | 長時間熟成で自然の甘みと香ばしさを引き出した人気商品。 |
結わえる「寝かせ玄米ごはんパック」


「寝かせ玄米®」の名を全国に広めたパイオニア的ブランド・結わえる。
玄米に小豆と塩を加え、数日寝かせて旨みを引き出した“もちもちごはん”をそのままパック化しています。
食べてみた感想
- 食感:モチモチでしっとり。玄米とは思えない柔らかさ
- 味:噛むほどに甘みとコクが広がる。塩気がしっかり
- 香り:ほんのり香ばしく、玄米臭はほぼなし
- 手軽さ:電子レンジ500W1分40秒。すぐに“寝かせごはん”が味わえる
- コスパ:1パック160gで約330円~(定期便で割引あり)
総評
玄米食のハードルを下げてくれる完成度の高さ。
食感・風味ともに安定しており、「玄米が苦手」という人でもおいしく食べられます。
味・手軽さのバランスで見ても、寝かせ玄米の決定版です。
水原町農産センター「酵素玄米ごはん」


食べてみた感想
- 食感:やや硬めのモチモチ。粒が立っていて食べ応えあり
- 味:控えめな塩味が自然な甘みとコクを引き出し優しい味
- 香り:ほんのり香ばしく、クセがない
- 手軽さ:電子レンジで500W1分30秒。袋もあけずに手軽に加熱処理できる
- コスパ:1パック125gで約330円~。
総評
酵素玄米の甘みと香ばしさをバランス良く再現した上品な味。
「発酵系のクセが苦手」という人にも食べやすい、完成度の高い商品です。
素材の良さと自然な風味を楽しみたい方におすすめ。
比較まとめ
| 比較項目 | 結わえる 「寝かせ玄米ごはんパック」 | 水原町農産センター 「酵素玄米ごはん」 |
| 食感 | モチモチ・しっとり | モチモチ・粒立ち良い |
| 香り | 小豆の香ばしさ | やさしい香り |
| 味 | 甘みと塩味のバランス◎ | 自然な甘みと深み |
| 食べやすさ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 手軽さ | ◎(500W1分40秒) | ◎(500W1分30秒) |
| コスパ | 160g約330円~ | 125g約330円~ |
| 向いている人 | 手軽に続けたい人 | 自然派・熟成の甘み派 |
どちらも「おいしく・続けやすく・健康的」という点では共通していますが、実際に食べ比べてみると味の傾向や使い勝手に明確な違いがありました。
選び方ガイド
味・栄養・手間で選ぶなら
| 優先したいポイント | おすすめ商品 | 理由 |
| バランスの取れた味と食感 | 結わえる「寝かせ玄米」 | 甘み・塩味・モチモチ感の黄金比。玄米初心者にも◎ |
| 自然な甘みと熟成の深み | 水原町農産センター「酵素玄米ごはん」 | 長時間熟成によるやさしいコク。自然派に人気 |
どちらも栄養面では白米よりも優れており、ビタミンB群・ミネラル・食物繊維をしっかり摂取できます。
あとは「毎日食べたい味」か、「特別な日に食べたい味」かで選ぶのがおすすめです。
続けやすさ・費用・保存性で選ぶなら
健康食は“続けられるかどうか”が最も大事。
ここでは、日常的に取り入れやすいかどうかを比較します。
| 比較項目 | 結わえる 「寝かせ玄米ごはんパック」 | 水原町農産センター 「酵素玄米ごはん」 |
| 賞味期限 | 約1年 | 約2年 |
| 保存方法 | 常温保存可 | 常温保存可 |
| 価格帯 | 約330円~ | 約330円~ |
| 購入先 | 公式・楽天・Amazon | 楽天・Amazon |
| 続けやすさ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
目的別で選ぶなら
「どんな目的で玄米を取り入れたいか」で選ぶのもおすすめです。
| 目的 | 向いている商品 | 特徴 |
| 玄米初心者・食べやすさ重視 | 結わえる「寝かせ玄米」 | クセが少なく、万人に好まれる味。 |
| 熟成の旨み・自然派志向 | 水原町農産センター「酵素玄米ごはん」 | 自然の甘みを感じるやさしい味わい。 |
| 毎日の主食にしたい | 結わえる「寝かせ玄米」 | 味と価格のバランスが良く、習慣化しやすい。 |
家で試すなら?作り方とコツ

寝かせ玄米や酵素玄米は、基本の材料こそシンプルですが、炊き方や寝かせ方によって味が大きく変わります。
ここでは、家庭で作る場合の手順とコツ、さらに専用炊飯器を使う場合との違いを解説します。
寝かせ玄米の作り方
材料(3合分)
- 玄米:3合
- 小豆:大さじ2(20〜25g)
- 塩:小さじ1弱
- 水:炊飯器の玄米3合分よりやや多め(目安650〜700ml)
手順
- 玄米をよく洗う(2〜3回)
軽く研いだあと、ザルにあげて水を切る。 - 小豆をさっと洗い、玄米と一緒に炊飯器へ入れる
塩と水を加えてよく混ぜる。 - 6〜8時間以上浸水させる(ポイント!)
ここを省くと硬い仕上がりになるため、長時間浸水が大切。 - 「玄米モード」で炊飯
通常の白米モードより時間がかかるが、ここはじっくり。 - 炊き上がったら、保温モードのまま寝かせる
炊き上がり直後よりも、2〜3日後に味が深まる。 - 1日1回、しゃもじで全体をほぐす
ムラや乾燥を防ぎ、発酵臭の防止にもつながる。
💡 ポイント
- 保温温度は70℃前後が理想。
- 炊飯器のフタを開けっぱなしにすると乾燥するので注意。
- 3〜4日目が食べごろ。冷めたら再加熱せず、そのままでもおいしい。
酵素玄米の作り方
酵素玄米も基本は同じ手順ですが、「より長く寝かせる」ことを重視します。
その分、温度管理と衛生管理がポイントになります。
作り方の流れ(3合分)
- 材料と分量は寝かせ玄米と同じ。
- 炊き上がったら、炊飯器の保温モードで最低3日、最長7日ほど寝かせる。
- 1日1回は必ずかき混ぜる。
- 7日目以降は冷蔵保存または冷凍保存に切り替える。
よくある失敗例
| 症状 | 原因 | 対策 |
| 酸っぱいにおいがする | 長時間放置・かき混ぜ不足 | 1日1回は必ず混ぜる |
| 乾燥・表面が固い | 保温温度が低い or フタ開けすぎ | なるべく一定温度を保つ |
| 焦げ付き | 炊飯器の底が乾燥 | 内釜に水分を保つ/保温しすぎ注意 |
| 味がぼやける | 炊飯時の塩不足 | 塩をやや多めに調整 |
💡ポイント
- 雑菌繁殖のリスクに注意
- 特に夏場は清潔なしゃもじを使うことが大切
専用炊飯器の使用による違い
最近は「酵素玄米専用炊飯器」や「酵素玄米モード付き炊飯器」が多く販売されています。
専用の炊飯器を使うと、温度と時間を自動管理してくれるため、失敗しにくく、安定した味が出せます。
| 比較項目 | 通常炊飯器 | 専用炊飯器 |
| 熟成温度管理 | 手動(保温モード依存) | 自動制御(70℃前後を維持) |
| かき混ぜ頻度 | 1日1回必要 | モデルによっては自動撹拌 |
| 味の安定性 | 変動あり | 均一で再現性が高い |
| コスト | 既存機器でOK | 初期費用2〜5万円前後 |
| 続けやすさ | △ | ◎(放置でOK) |
代表的なモデルとしては、次のものがあります。
- 酵素玄米Labo「Labo炊飯器」
- CUCHEN「CUCKOO(クック)Premium New 圧力名人」
- CUCHEN「なでしこ健康生活 NHL-3」
初期費用はかかりますが、毎回安定した味を出したい人や家族で日常的に食べる人には、専用炊飯器の導入が大きな時短メリットになります。
よくある疑問Q&A

「寝かせ玄米と酵素玄米って同じ?」「ダイエットにいいの?」「毎日食べても大丈夫?」
など、実際に取り入れる前に気になる疑問はたくさんあります。
ここでは、よくある質問をまとめて解説します。
Q1. 「寝かせ玄米」と「酵素玄米」は同じもの?
A. ほぼ同じ製法ですが、発祥と呼び方が違います。
「寝かせ玄米」は株式会社結わえるが提唱した商標登録された製法・ブランド名
「酵素玄米」は一般的な呼び方で、保温熟成させた玄米ごはん全般を指す
基本の作り方は同じで、違うのは「誰が発信したか」と「ブランドとして確立しているか」です。
味や食感の差は、使用する米・塩・保温時間などの微妙な違いによって生まれます。
Q2. 「酵素玄米」は本当に酵素が生きているの?
A. いいえ、酵素そのものは生きていません。
炊飯時の高温(約100℃)で酵素は失活するため、「生きた酵素が体に働く」ということはありません。
ただ、保温中の熟成でメイラード反応(旨みと香ばしさを生む化学変化)が進み、甘み・風味・抗酸化成分が増すことが確認されています。
「酵素のはたらき」ではなく、熟成によるおいしさと栄養の変化がポイントです。
Q3. ダイエット中でも食べて大丈夫?
A. 問題ありません。むしろ白米よりダイエット向きです。
玄米や発芽玄米は、白米よりも食物繊維が約3倍、GI値(血糖上昇指数)も低め。
血糖値の急上昇を防ぎ、腹持ちも良いため、間食を防ぐサポートになります。
ただし、玄米も炭水化物であることは変わらないので、1食分の量(150~180g)を目安に、よく噛んで食べるのがポイントです。
Q4. 玄米は体に悪いって聞いたけど本当?
A. きちんと調理すれば問題ありません。
玄米にはフィチン酸という成分があり、摂りすぎるとミネラル吸収を妨げる可能性があります。
しかし、寝かせ玄米や酵素玄米のように長時間保温・熟成することでフィチン酸が分解され、吸収しやすい状態に変化します。
むしろビタミンB群・マグネシウム・食物繊維が豊富で、健康維持には非常に有用です。
Q5. 毎日食べても大丈夫?
A. 基本的には問題ありませんが、バランスを意識しましょう。
玄米は栄養豊富で腹持ちが良いため、毎日主食として取り入れても問題ありません。
ただし、肉・魚・野菜とのバランスを取ることが大切です。
一種類の食品に偏ると、どんな健康食でも栄養バランスが崩れます。
また、玄米が体に合わない人(胃腸が弱い人や消化器疾患のある方)は、無理せず週に2~3回から始めるのが安心です。
Q6. 保存期間はどのくらい?
A. 未開封なら常温で約6か月~1年。開封後はすぐに食べ切りましょう。
レトルトタイプは密封・高温殺菌されているため、常温で長期保存が可能です。
炊飯器で自作した場合は保温中でも3~4日以内が目安。
それ以上は風味が落ちたり、雑菌繁殖のリスクが高まるため注意が必要です。
Q7. 子どもや高齢者でも食べられますか?
A. 食べられます。ただし柔らかめの商品がおすすめです。
玄米はやや硬めの食感があるため、お子さんや高齢者には「寝かせ玄米(結わえる)」のようなやわらかく炊き上げたタイプが安心です。
噛む回数を増やすことで満腹感も得やすく、家族全員で健康的な食習慣を作れます。
Q8. どれを最初に試せばいい?
A. 迷ったら「寝かせ玄米(結わえる)」から始めてOK。
玄米初心者なら、最初に「寝かせ玄米(結わえる)」がおすすめ。
やわらかく香ばしい味わいで、玄米が苦手な人でも食べやすい仕上がりです。
慣れてきたら、ほかの酵素玄米と試してみると、自分の好みが明確になります。
まとめ
寝かせ玄米と酵素玄米は、どちらも玄米を「おいしく、無理なく続ける」ために工夫されたごはんです。
違いは、味と製法、続けやすさのバランスにあります。
手軽においしく続けたい人 → 結わえる「寝かせ玄米」
熟成の甘みと香ばしさを味わいたい人 → 水原町農産センター「酵素玄米」
どちらも電子レンジで温めるだけ。
白米を我慢するのではなく、玄米を“楽しむ”食卓へ変えてくれます。
まずはお試しセットで試してみて、自分の好みに合う玄米を見つけてみませんか?


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